平成16年度 行政書士試験問題 7

法令択一 記述式 41〜50 51〜60

正解例

※ 出題当時以後の法令等の改正には対応していません。

一般教養

問題51 国際標準化機構(ISO)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 国際標準化機構(ISO)は、国連事業可能開発部(UNDSD)における環境マネジメントシステム調査研究プロジェクトを母体とする国連の一機関である。
2 国際標準化機構(ISO)は、リオデジャネイロでの地球サミットに対応するかたちで、環境マネジメントに関わる様々な規格IS014000シリーズの検討を開始した。
3 「環境マネジメントシステム規格」(IS014000シリーズ)は、組織の活動によって生じる環境への負荷を低減するよう配慮・改善するための一連の評価項目を定めている。
4 「環境マネジメントシステム規格」(IS014000シリーズ)には法的拘束力がなく、また環境活動に関する具体的数値目標も定められていない。
5 組織の品質や環境のマネジメントシステムが、規格に適合していると認められたときは、国際標準化機構(ISO)の認証を取得することが可能であり、近時、民間企業のほか地方自治体、大学などにおいても認証取得の動きが広がっている。


問題52 地方税財政に関する次のア〜ウの記述について、正誤の組合せとして正しいものはどれか。

ア 小泉政権の下での地方税財源改革として注目されている、いわゆる「三位一体改革」とは、税源の移譲を含む地方税体系の企体的見直し、地方公営企業制度の抜本的改革、国庫補助負担金の廃止・縮減の3施策を一体的に進める改革提案のことをいう。
イ 固定資産税は、固定資産の所在する市町村が課す税金で、その課税標準は固売資産の価格であり、その納税義務者は固定資産の所有者(土地・建物登記簿あるいは土地・家屋等の課税台帳に所有者として登記・登録されている者)である。
ウ 平成12年の地方税法改正により、それまでの法定外目的税に関する許可制度は、国の同意を要する事前協議制に改められ、また、新たに法定外普通税制度が導入された。

   ア  イ  ウ
1 正  正  正
2 正  誤  正
3 誤  正  誤
4 誤  誤  正
5 誤  誤  誤


問題53 国の財政に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1 内閣総理大臣は、通常国会の終了時までに毎会計年度の予算を提出し、国会の審議と承認を得なければならない。
2 その性質上、年度内に支出を終らない見込みがある繰越明許費については、事後における国会の承認を条件に、翌年度に繰り越して使用することも可能である。
3 歳出予算および継続費の目的外使用は原則として禁止されるが、財務大臣の承認があるならば、経費の流用が認められることもある。
4 暫定予算に基づく支出は、当該年度予算の成立後も当該年度の支出と区分して取り扱われるが、債務負担は、その性質上、当該年度の債務負担とされている。
5 支出負担行為がありながら年度内に支出を終らなかった歳出予算経費は、翌年度に繰り越して使用することができる。ただし、そのためには国会の承認が必要である。


問題54 連結財務諸表に関する次の記述のうち、最も妥当なものはどれか。

1 経済の国際化・グローバル化が進む中、連結財務諸表の制度は、グループ企業情報の適切な管理・内部統制を通じて海外企業の日本市場への進出に対抗し、企業グループの海外進出を促進することを、その主たる目的としている。
2 連結財務諸表原則の趣旨からみて、個別財務諸表が「一般に公正妥当と認められる会計処理の基準」に準拠して作成されている場合は、環境や取引の同一性にかかわらず、グループ内企業がそれぞれの財務諸表に基づき別個の処理をすることが推奨される。
3 銀行持株会社制度が導入された結果、銀行関係グループ企業については、一般の会社とはかなり異なる連結財務諸表制度が採り入れられている。たとえば、銀行関係の企業では親全社と子会社との間の連結処理に金融庁の同意が必要とされている。
4 独立行政法人とその出資先関係法人の間でも、集団としての財産状態や運営状態を総合的に報告するため、連結財務諸表が作成されている。ただし、公益法人会計に基づき経理される公益法人等は、独立行政法人の関係法人になりえない。
5 親会社は、原則としてすべての子会社を速結の範囲に含めて連結財務諸表を作成しなければならない。ただし、親会社が一時的に支配しているにすぎない子会社や企業集団にとってあまり重要でない小規模子会社などは、連結の範囲から除外してもよい。


問題55 デジタルコンテンツの著作権に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 創作性を有するデータベースは、著作物として著作権法の対象となる。
2 コンピュータプログラムの場合、創作性を有するアルゴリズム(解法)は。著作物として著作権法の対象となる。
3 著作隣接権者である実演家およぴレコード製作者等には、インターネット上の送信可能化権が認められている。
4 インターネットの普及をうけて、著作権法は「自動公衆送信」について定義している。
5 放送事業者は、CD(商業用レコード)を用いた放送を行った場合には、そのレコードに係る著作隣接権者に二次使用料を支払わなければならない。


問題56 情報通信システムのセキュリティを客観的に評価するための国際標準規格(IS015408)に含まれていないものは、1〜5のうちどれか。

1 外部からの不正アクセス対策
2 ネットワーク上のデータに対する改ざん対策
3 無権限者によるなりすまし対策
4 システム購入に関する契約書記載事項の不備対策
5 プライバシー侵害対策


問題57 日本の地上デジタルテレビ放送に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 2000年に首都圏でスタートしたデジタル放送は、2006年末までに全国の主要都市で受信可能となる予定である。
2 走査線525本のアナログ放送に対し、デジタル放送では、走査線1125本の高精細な映像が視聴できる。
3 デジタル放送は通信回線と組み合わせた双方向機能をもち、視聴者からの反応を放送者側に伝えることができる。
4 デジタル放送はデータ放送機能をもち、番組の関連情報を視聴者に提示することができる。
5 デジタル放送では、タイムシフト視聴を可能とするサーバー型蓄積放送の実現に向けた研究が進められている。


問題58 空気の成分に関する次の文章で、(ア)〜(ウ)の空欄に入る語句の組合せとして、正しいものはどれか。

  乾燥空気の成分で最も多いのは窒素であり、その濃度は体積比で(ア)である。次に多い成分である(イ)は21%を占める。地球温暖化との関連が指摘されている二酸化炭素は、近年その濃度が上昇傾向にあるが、現在の世界の平均的な濃度は(ウ)である。

   (ア)   (イ)    (ウ)
1 58%  水素   0.037%
2 58%  酸素   3.7%
3 68%  ヘリウム 0.37%
4 68%  水素   3.7%
5 78%  酸素   0.037%


問題59 Aは、妻Bと3人の子C・D・Eに遺産(金銭)を相続させる遺言状を作成した。それによれば、Dの相続額はCより1割少なく、Eの相続額はDより1割少ない。Bの相続額はCの2.5倍で、C・D・Eの合計よりも210万円少ない。Eの相続する金額が含まれる範囲として、正しいものはどれか。

1 800万円未満
2 800万円以上850万円未満
3 850万円以上900万円未満
4 900万円以上950万円未満
5 950万円以上


問題60 下の図のように、一辺20mの正六角形の池の周りに、幅2mの道がある。この道の面積として、正しいものはどれか。



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